橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

面白いストーリー

 手塚治虫作品が面白いのはなぜかというと、登場人物の直面する試練が、大きいからでありましょう。

 すなわち、彼の作品に登場する人物は、必ず、死ぬか生きるかの瀬戸際に立っており、だからこそ、読者をハラハラ、ドキドキさせ、面白く感じさせるのであります。

 のるかそるかの試練の連続なのですね。

 もちろん、テーマの大きさや意外性に富んだストーリー展開も面白さの要因でありましょうけれど。

 加えて、キャラクターが、ビジュアル的に可愛いこと、それから、コマ割りの幾何学的なバランスが良いこともそうであるし、トポロジー*1的な流れの良さもそうでしょう。

 彼の作品は、あらゆる面で優れているのであります。まさに天才ですね。

*1:数学の一つの分野である位相幾何学のこと。図形が形を連続的に変えていく際、その前と後で形が似ている場合を扱います。

広告を非表示にする