橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

ピンチはチャンス

  「辛いときこそ、夢が必要なんだ」と、本田宗一郎さん*1は言いました。

 その通りです。苦しいときこそ、人はエネルギーを拠出するべきなのであります。

 でも、人間、追い込まれると、ついつい逆のことをやってしまうんですよね。

 たとえば、カップルがいて、別れの予感がしていたとしましょうか。でも、そのうちの一方はまだ別れたくなくて、なんとかそれを回避しようと起死回生の手を打ったとしましょう。

 その場合、逆に相手に嫌われて、却って別れの時期を早めてしまった、みたいなことになりがちです。よくあることですよね。

 政治も同様だと思います。財政状況が厳しくなると、ついついラクになりたくて、増税してしまいがちだけれど、それは逆の手を打っちゃっていることになるんですよね。

 人間というのは、追い込まれると冷静な判断が出来ず、わざわざ正解とは真逆のことをやってしまうもんなのですよ。それが「苦」の拡大に繋がってしまうのです。

 苦しみから脱出するためには、本田さんみたいに、活動量をUPさせる必要があるのですね。

 ホンダ技研は、実際それでピンチを脱しました。*2

 阪急電鉄小林一三社長も、伊勢湾台風や新幹線の追い上げというピンチを、その方法で見事に凌ぎ、それどころか成長に繋げています。

 まさに、「ピンチはチャンス」なわけです。

 政府は、増税なんかしたら、「与えない者は奪われる」の原則の通り、政権を失いかねないでしょう。正反対の手を打っておきながら無事でいられる道理がありませんものね。

 苦しければ苦しいほど、「前を向く」という原点に立ち帰ることが大切なのだと、お考えください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 併せて、こちらの記事も、ご参照ください。

 

hirameking.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:本田技研工業の創始者。実業家。技術者。

*2:業績不振であるにもかかわらず、敢えてF1レースに参戦し、のちに優勝したのでした。