橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

進化を支えるもの

 「進化」とは、プラスの方向へ変化することであり、マイナスの方向へ変化することではありません。

 マイナスへ行ったら、それは「退化」とか「劣化」と呼ぶのが相応しいでしょう。プラスへ行くからこそ、「進化」なのであります。

 つまり、「進化」というのは「進歩」なのであり、「成長」のことを指しているです。

 さて、そう考えてきますとね、人は、突然変異でスパッ、と変わってしまうようなことは、どうやら、ない、と考えておいた方がよさそうです。

 なぜなら、人が大きく成長するためには、ラクばかりしていたのでは無理なのであって、苦難や試練を乗り越える課程(努力)が必要だからです。

 したがって、人類の進化の歴史とは、まさに、努力の歴史だったというわけですね。

 努力して努力して、ちょっとずつ成長してきたのですよ。

 突然変異でガラッ、と変わってきたのではないんですね。

 苦しみや悲しみのないところには、成長も進歩もありません。

 「進化」とは、苦労そのものなのです。

 変わるために、人類は多大なる代償を払ってきたのですね。

 何かを得るために、何かを失ってきたのであります。

 努力なしにスパッ、と変わってきたんじゃないのです。

 逆にいうなら、努力さえ忘れなければ、人はこれからも成長し続けることができる、といえましょう。

 その効果のほどは、すでに先人たちが証明してくれたわけですから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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