橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

元気があれば何でもできる

 早稲田大学名誉教授の加藤諦三先生が主宰するラジオ番組があります。

 それは、視聴者からのお悩み相談に対し、加藤先生が電話で応える、という形式のもので、30年以上続く長寿番組になっています。

 それで、そこに電話してくる人というのは、親子関係、夫婦関係、職場の人間関係などにおける悩みを訴えかけてくるらしいのだけれど、先生曰く、ほとんどの場合、電話してくる本人に問題があるのだそうです。

 皆、相手の短所や言動、仕打ちなどを事細やかに挙げ、いかに自分が被害を受けたか、いかに苦しめられてきたかを話すらしいのだけれど、よく聞いてみると、相手ではなく、相談者本人に心理的なトラブルがあるケースばかりなのだそうです。

 つまり、自分のことは棚に上げて相手のせいにする人が、電話してくる、ということなのですね。

 こうした事例は、エネルギーの観点で説明することができます。

 人間関係でトラブルを抱えやすい人というのは、心のエネルギーが低いため、抑えが効かず、手っ取り早く問題を片付けようとする傾向にあります。つまり、キレたり、相手のせいにして咎めたり、逃げたりするのです。ラジオ番組に電話相談するのもそうだと思います。

 要するに、自分の腕一本で解決しようという気力に欠けるのですね。エネルギーが無いのです。すぐに人を頼る。困った時は、自分以外の誰かがなんとかしてくれる、と思いすぎるのでしょうね。

 なぜそう思うかといえば、それは、心のエネルギーが低いからです。エネルギーが高いのなら、最初から悩まないか、悩んだとしても自力で解決するかの、どちらかになる筈ですから。

 また、諦三先生のいうには、離婚したカップルのうち、相手を責めがちな人のほうが、いつまでも別れた相手に未練を持ち、過去を引き摺るんだそうです。

 一方、相手を責めない人は、割とスッパリ気持ちを切り換えることができ、新しいパートナーもすぐに見つけて幸せにやっている、というケースが多いらしいのです。

 これも結局、エネルギーの問題でありましょう。

 心にエネルギーが無い人は、現実を受け入れることが難しくなり、逃げ出したい気持ちに駆られるのです。

 でも、エネルギーさえあれば、現実問題に立ち向かえます。

 

 元気があれば何でもできるのです。

 

 

 

 

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