橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

最強都市・東京

 ちょっと昔から、情報化社会の発展により、「地方分権」の時代が来る、とまことしやかに言われてきました。

 インターネットの普及によって、都会と田舎の間の情報格差がなくなり、政治や経済の機能は地方へ分散される、との見立てがなされていました。

 ところが、いざ蓋を開けてみると、地方は過疎化が進み、東京の人口は増え、役所や企業の本体は東京一極集中の様相を呈してきました。

 一体なぜ、予想と異なる結果になったのでしょうか?

 それは、バーチャルとリアルの力の差が大きかったからだと思います。

 やれIT革命だのWeb2.0だのと騒いでみたところで、所詮はバーチャル世界での話にすぎず、本当に強いのは、やっぱりリアル世界の魅力なんですよね。

 地方に住んで、自宅に居ながらにして多様な情報を得られる暮らしは、たしかに素晴らしいものではあります。しかし、それで満足できるかというと、話はまた別になってきます。情報だけでは、人は、物足りなさを感じるものなんですよね。

 やはり、魅力ある街へ行き、魅力ある人に会いたいし、話したいし、触れ合いたいのが、人間というものなんですよ。

 そして、東京という街は、とりあえずどんな人でも受け入れてくれる場所です。

 京都のような閉鎖的な社会だと地方から移入したくてもできないわけで(あくまでも私の勝手なイメージです)、だからこそ、開放的な東京にますます人が流入していき、結果として、東京一極集中になる、とまあ、こういうわけであります。

 要するに、リアル世界での最強都市が東京である、ということだと思っておけばよいでしょう。

 私も、20年間東京で暮らした経験があるのだけれど、そのパワーにはかなりインスパイアされました。

 計り知れない影響を受けましたね。

 ときめいちゃいましたね!

 最強でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広告を非表示にする