橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

❝大人❞の信念

 こんなことを言うのは心苦しいんですけれど、日本人は、まだまだ国民としては❝お子ちゃまレベル❞だと思います。

 ここ数回の衆議院選挙をみても判ります。

 我々日本人は、どうも、長い物に巻かれやすい、寄らば大樹の陰的な国民性を持っていて、その時その時の勢いのある政党に投票してしまう傾向が強いですよね。

 なんとなくイメージで選んでしまうんですよ。

 信念が無いから。

 ゆえに、衆議院選挙があるたびに、まるでメトロノームがリズムを刻むみたいに、あっちへ振れたりこっちへ振れたりする、という現象が起きます。小泉旋風のときもそう、2009年の政権交代のときもそう、そして今回の安倍政権誕生のときもそうでした。

 また、与党や首相の側も信念が無いので、ちょっとトラブルや逆風に見舞われただけで対処できなくなり、辞任に追い込まれます。それが毎年のように起きたわけですね。

 治者も被治者も、どっちも信念が無いのです。

 こんなのは❝お子ちゃまレベル❞でしょう。

 アメリカで、5歳児が誤って銃を発砲し、そばにいた妹を射殺してしまうという、痛ましい事故のニュース報道を耳にしたことがあるけれど、お子ちゃまに武器を持たせると、当然、そういうことが起こりうるわけですよ。

 それは国家も同様です。❝お子ちゃま国家❞に武器を持たせたら、危ないですよ。

 選挙のたびに、一方向にダーッ、と振れちゃうような国民に軟性憲法*1を与えてしまったら、危なっかしくて見ていられません。

 まあ、憲法を改正して武力行使の権限を持てるようになるためには、日本人がもうちょっと❝大人❞になる必要があると思います。

 いまはまだ時期尚早でありましょう。

 もう少し信念が育ってからにしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:法改正のための手続きが緩く、変えるのが容易なタイプの憲法のことです。

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