橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

ロック・スター

 全盛期のロック・スターは、本当にいい顔をしています。

 文句なしにカッコいい。

 特別な感じがするのですね。

 浮世離れした、独特のオーラを放っているんです。

 なぜ彼らは、あれほどまでに並外れた魅力を持っているのでしょうか?

 その答えは、「個性的だから」、ということでF・Aなんだけれど、ただし、その個性は彼ら一人だけの力で培われたものではない点に留意する必要がありましょう。

 音楽そのものの力は言うに及ばず、バンドメンバーの力、所属事務所の力、スタッフの力、業界のもつ力、そしてファンの力が、すべて結集し、それがロック・ミュージシャンの魅力を押し上げているのであります。

 したがって、逆にいえば、(マネジメント如何によっては)劣化してしまうのも早い傾向にあるといえましょう。それは自分一人の実力で成り立っているものではないからです。

 独力で変身し続ける努力をしている人は、ずっと若く、魅力的でいられるのだけれど、あまりにも他人の力を借りすぎてしまった人は、老け込みやすいという難点があるのであります。

 衣装やメイクに頼りすぎたカッコよさは、劣化しやすいんですね。

 とはいえ、ロック・スターには、やはり華があります。

 素人には真似できない圧倒的な存在感があることは、確かです。

 YouTubeに素人がUPしたカバー動画の映像と比べると、天と地ほどの差が見て取れます。やはり、本家本元には誰も敵いません。

 オリジナルがいちばん強いのであります。

 

 個性こそが、人間の最高の輝きなのです。

 

 彼らが、そのことを教えてくれているのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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