橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

個人のもつ強味

 組織だからといって、必ずしも世の中の役に立つとは限りません。

 逆に、個人だからといって役に立たないわけでもありません。

 社会は、組織であるという、ただそれだけの理由で、信用してしまいがちなところがあります。

 そこに、❝バブル❞が生じる隙が出来てしまうのです。

 いまの停滞気味の経済状況は、肩書きばかりに目を向けすぎて実力を軽視してきた結果だといえましょう。

 なぜ、銀行の持つ貸金債権が、あれほどまでに不良債権化してしまったかというと、それは、融資相手のブランドやネームバリューばかり見て、能力や人間性にフォーカスを当てることを忘れてしまっていたからです。

 それで、なんのことはない、相手の化けの皮が剥がれて、返済能力が無いということが後になって判明した、っていうだけの話ですよね。

 当たり前ですけれど、役に立たない人や組織が利益を得ることは許されません。

 どんなに有名であろうと、どんなに大きな組織であろうと、役立たずは、やがて消えゆく運命にあるのです。

 たとえば、江戸時代に、徳川幕府ってありましたよね。それは、まさに組織ですよね、当時のわが国における最大のね。

 でも、幕末の頃になると、だんだん役に立たなくなっていったじゃないですか。

 それよりむしろ、坂本龍馬のような個人のほうが、遥かにいい仕事をしたわけですよね。国を新しくするという意味ではね。

 組織だろうと個人だろうと、実力のある者が勝利し、活躍するようになっているのです。

 少なくとも、これからはそういう社会になっていくのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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