橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

「弱者」なりの戦略

 ❝経営の神様❞と謳われた松下幸之助さんは、幼い頃から病気がちな体質で、しょっちゅう体調を崩しては寝込んだり、回復してはまた体調を崩したりと、或る意味で「弱者」ともいえる立場におられた方でした。

 しかし、そんなふうに弱かったからこそ、「連帯向きの人」だったともいえるでありましょう。

 病弱であることについて、彼本人は、運命だから仕方ない、病気を無理に退けようとするのではなく、むしろ病気と仲良く共存していこう、そういうふうに考えるなら、それは却って長所になってくれさえするんだ、と述べておられます。

 その通りでありましょう。

 短所や欠点は、一見すると、コンプレックスの引き金になったり、長期に亘って自らを苦しめる厄病神のようにも思えるのだけれど、考えようによっては、自分を成長させてくれる長所にもなりうるのです。

 まさに、禍転じて福となす、の原理ですね。

 松下さんは、自分の特質、運命というものを素直に受け入れていました。

 「連帯向き」ならば連帯して、衆知を集めるやり方で経営していこう・・・そう考えたからこそ、成功することができたのでした。

 自分に合ったやり方ができていた、ということですね。

 

 「弱者」には「弱者」なりの戦略が、ちゃんとあるから、心配は無用です。

 

 すなわち、「弱者」は、連帯すればいいのであります。

 

 単独では弱いのだけれど、連帯すれば、強さを大いに発揮するんですね。

 

 松下幸之助さんは、それを実行したのであります。

 

 

 

 

 

 

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