橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

場面どうしの紐づけ

 小説だけでなく、漫画や映画などもすべて、全体としてみれば「有機化合物」であるといえます。

 少なくとも、すぐれた作品は、大体そうした構造を持っているものなのですね。

 映画のアクション・シーンでも何でもいいのだけれど、観る人に刺激を与えるには、各場面が特徴的(個性的)で、それが流れていくに従って、次々と内容が変化していく必要があるのです。ここでいう「有機的構造」とは、そういうことを指しています。

 単調にならないために、そうしているわけです。

 

 なぜなら、「有機体」の最大の特徴は、「バラエティーの豊かさ」だからです。

 それを構成する顔触れが、百花繚乱の個性派ぞろいとなっているんですね。

 

 映画や小説における各場面が、個性あふれる内容であることこそが、「有機性」の要件なのであり、面白いストーリーを作るうえで欠かせない条件なのです。

 

 そして、もう一つ、重要な点があります。

 それは、各場面相互間の連関です。

 個性がそれぞれにあり、さらに、それらが互いに繋がっている。

 或る場面と他の場面とが、紐づけされ合っている。

 連続している。

 そうした条件を満たした作品は、もう手に負えないくらいに、面白くなっています。

 

  もはや、最強の域に達しているといってよいでしょう。

 

 まあ、手塚治虫さんや黒澤明さんのレベルの世界ですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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