橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

進行距離

 自分にとって嬉しかったり楽しかったりする出来事は、エネルギー(魅力)として考えるなら、それは「1」に限りなく近いものになっています。

 一方、自分にとって悲しかったり腹立たしかったりする出来事は、エネルギー的にみて限りなく「0」に近いものになっています。

 

 万物は流転します。

 誰も皆、新しい存在に変身します。

 

 そのためには変化のエネルギーが必要です。

 幸せな出来事は、その量が「0.0000001」とか「0.00000001」くらいの、「1」に近い数値になっています。

 一方、辛い出来事は、その量が「0.0000000000000000000000000000000001」とか「0.0000000000000000000000000000000000000001」といったような、「0」に極めて近いレベルになっています。

 ゆえに、変化エネルギーとしては微々たるもので、自分の変身には大して役に立ちません。

 だからこそ、私たちはそれを苦しく、不愉快な出来事だと感じ取るのです。

 万物流転のスピードについていけず、「ついてない」と思ってしまうのですね。

 しかし、なんですよね。

 たしかにですよ、「0」に極めて近いエネルギーしか与えてもらっていないかもしれないけれど、でも、よくよく考えてみると、「0」でもなければ「マイナス」でもないんですよね。

 つまり、ちょっとは先へ進んでいるのです。

 たしかに速度は遅いです。

 進行距離も僅かです。

 でも、「0」ではありません。

 ましてや、後戻りなんてしていません。

 

 進歩しているのです!

 「ついている」のです!

 

 意外でしょう?

 でも、本当なんですよ。

 私たちは、生きている限り、変化の流れに「ついてい」けているのですね、たとえ苦しくとも。

 

 だから、口に出して「ついてない」と言ってはいけません。

 

 それは事実を述べていません。

 本当の真実は、ちゃんと先へ進んでいる、「ついてい」っているのですから。

 だから、声に出して何か言うのであれば、むしろ「ついている!」と言うべきなのです。

 

 それこそが、素直な認識力なのだと、お考えください。

 

 

 

 

 

 

 

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 併せ、こちらの記事も、ご参照ください。

 

hirameking.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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