橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

病は気から

 フィリピンの心霊治療*1で病気が治るメカニズムは、プラシーボ効果*2です。

 これはまさに、「病は気から」であることを証明する事例であります。

 病気ってのは、心の成長(脳内神経回路網の変化)に自らブレーキをかけてしまうことをいいます。

 そこで、不安を取り除くと、ブレーキが解除されて、再び心は成長してゆきます。

 その結果、周囲の世界の動きについていけるようになり、世界と調和できるようになります。

 だから、病気が治るのです。

 世界と繋がることができた、ってわけですね。

 これほどまでに、世界と繋がるということは人間にとって大事なことなのです。

 ただし、じつは、人ってのは何もしなくても世界と繋がっていられるんですよ、究極的にはね。

 どういうことかっていいますとね。体が勝手に周りの現実と調和するんです。

 たとえば、病気になったり、太ったり、水虫になったりします。

 これらの状態も、なってしまった本人にとっては不快でしょうけれど、「繋がっている」ことに変わりはないんですよね。

 

 どのみち、世界とは繋がれるようになっているのです。

 

 心配ご無用なんですね。

 困りごとって、じつは存在しないのです。

 もし繋がれなかったなら、人はそのときは死んじゃうんだけれど、太ったり水虫になったりすることと引き換えにちゃんと生かさせていただけているのだから、これはとても有り難いことなのであります。

 だから困ってはいないのです。

 ホントに困らなきゃならないときは、世界と繋がれなくなったとき、すなわち死ぬときだけなのであります。

 

 生きているだけで、人は十分に幸せなのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:施術者が患者を安心させるために、鶏などの動物の血液や肉塊を用いて、あたかも魔術でそれらを患部から摘出したかのように見せかける演出のこと。患者は、病巣が体から除去されたものと思い込み、治癒したのだと勘違いする。すると、本当に病気が治ってしまうのです。

*2:医師が、薬と称して、ただの小麦粉を患者に投与すると、それだけで病気が治ってしまうことがあります。これを、偽薬(プラシーボ)効果といいます。

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