橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

言霊

 昔から、「言葉」にはパワー(言霊)があるといわれてきました。

 それは洋の東西を問わずに言い伝えられてきたことなのだけれど、なぜ、「言葉」にそれほどまでの力が見て取れるのでしょうか?

 その答えが、下図であります。

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                   言葉」    

 

 

 

 この世を、五十音別のパートにそれぞれ対応しうるように五十分割し、その各パーツを様々に組み合わせて作りだしたもの、それが、「言葉」です。上図は、そのことを簡単に示した模式図です。

 この世は、有機的に出来ている構造体であり、それを構成する万物・万人はすべて相対的存在(未熟者)なのだから、互いに支え合い、補い合い、調和し合うことでしか、存続していけません。つまり、この世は調和社会、相性社会であることが判ります。

 相性の良い者同士で引き合うという「類友の法則」は、ここから派生してくるのです。

 じゃあ、「言葉」(音声)についても、「類友の法則」は作用するのでしょうか?

 作用します。

 各音声ごとに特徴(個性)があるわけだから、当然、そこに「相性」というものが発生するのであります。

 したがって、相性の良い音声同士は結びつくし、悪い音声同士は結びつきません。

 

 相性の良い組み合わせだけが、「言葉」として存在し得るのですね。

 

 そして、そうした組み合わせの中でも、大きく分けてプラス系のものとマイナス系のものとがあります。

 前者が肯定的な言葉(肯定語)であり、後者が否定的な言葉(否定語)であります。

 どちらにもちゃんと意味があるのであって、「アー」とか「ウー」といった単なる意味不明の音声とは異なり、相性抜群の構造体となっているのです。

 

 だからこそ、「言葉」にはパワーがあるのです!

 

 もう一度、上図をご覧ください。

 この世の有機的構造を五十音の集合体に変換し、その中から意味の通る選りすぐりの精鋭だけを集めて結成させたエリート部隊が、「言葉」となる、ということをよく示せていると思います。

 

 そして、そうであるがゆえに、そこには当然、命(言霊)があることになります。

 

 あたかも、有機化合物が集まってタンパク質や細胞、さらには組織や器官や内臓を形成しているかのようにね。

 

 まあ、いってみれば、「言葉」というのは、一種の「有機化合物」なんですよね。

 だから、ちゃんと命があるし、パワーを秘めているんですよ。

 

 「言葉」は、しっかりと考えてから喋らないといけないわけです。

 

 影響力を無視できないんですから、責任を持って喋るべきなんですよ。

 

 

 「言葉」をなめていると、後で痛い目に遭うのであります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      

 

 

 

 

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