橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

更新力

 物販の時代は終わりました。コンテンツの時代も終わりました。

 それらは、タダ同然で垂れ流されるものになりました。

 売るものではなくなりました。

 そうしたビジネスでは、あまりにもたくさんの人々が関わるインフラを通じて仕事をしなければならないため、一人当たりの取り分が少なくなった、つまり儲からなくなった、ということなのですね。

 また、学歴の時代も終わりました。

 かつて大学は、西洋文化の翻訳機関でした。ところが、いまや日本は、欧米に追いつき、先進国の仲間入りを果たしたので、もはや西洋から先進技術を学ぶ必要がなくなりました。

 ゆえに、大学の、単なる翻訳機関としての意義は、失われました。

 

 物販、翻訳、労働の3ジャンルは、いわば❝稼げる3点セット❞みたいなものだったのだけれど、いまはもう、そうじゃなくなったのですね。

 

 コンテンツは売るものじゃなく、広告のための場という新たな役割を与えられるようになって、同様に、労働もまた、売るものではなくなりました。

 そうであるがゆえに、労働もコンテンツも、(大きな)収入には結びつかなくなってしまったのです。

 

 儲けのスタイルが、すっかり様変わりしたのですね。

 これからの時代における新たな収入モデルは、従来のものとはまったく違うものになってゆくでしょう。

 古いモデルはもう、通用しません。

 

 人々がお金を払う対象は、「物」から「自分がパフォーマンスするのための場」へと変わってきたのです。それゆえ、何に対して人々は刺激を感じるのかというと、それは、いまや「SNS的なもの」になってきています。

 「場そのもの」に魅力を感じる人が増えたのです。

 

 時代は「コンテンツ」から「フォーマット」へと移行した、ということなのですね。

 

 「フォーマット」を生み出すのは、「コンテンツ」を生み出すことよりもかなり次元が高い仕事だといえるので、誰にでも出来るわけではありません。

 残念ながら、ごく一部の、才能や人脈に恵まれた人のみが、与えてもらえるに止まるでしょう。

 

 ただし、従来通りの、「物」や「コンテンツ」がまったく売れないかというと、そんなことはなく、ちょっとは売れるチャンスがあります。

 そうした面に重きを置くならば、「更新力」で差をつけるのがよいでしょう。

 昔の、物販・労働モデルにおいては、定番商品&定番サービスだけを売っていれば儲かっていました。

 「物」は作りさえすれば、売れた。

 働きさえすれば、稼げた。

 「更新力」は不要だった。

 しかし、いまはもう、人々の暮らしは豊かになり、インフラも整備し尽くされ、社会的・経済的な発展が頭打ちになっているため、定番商品だけじゃ儲かりません。

 そこで、これからの時代は、「更新力の大きさ」が豊かさのバロメーターとしてクローズ・アップされてくることになるのです。

 

 既存の情報同士を組み合わせて、「新情報」を創出する、これに尽きるんですね。

 

 ブログでも、検索会社が上位評価を与えるのは、次から次へと記事を更新する発信者に対してですからね。

 男のDNAと同じですよ。

 次世代に残すべき遺伝情報を次から次へと刷新できる者、更新できる奴が、強いし、モテます。

 お金儲けだってそうです。

 

 要は、新規性のある男こそが、最強なんですね。

 

 お金もフェロモンも、豊かさの本質は同じである、ってことですよ。

 

 ❝お金の神様❞に愛される方法と、❝フェロモンの神様❞に愛される方法は、究極的には同じなのであります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 併せて、こちらの記事も、参考にしてみてください。

 

hirameking.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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