橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

カウンター・パート

 あらゆるマイナス要素は、カウンター・パートであります。

 何か別の突出した要素との兼ね合いで、バランス上、現れ出てきた現象なのです。

 たとえば、自動車という便利な乗り物が発明され、一般市民の間にも普及したのだけれど、その反面、交通事故による死者が増え、騒音問題や環境汚染といった問題が新たに浮上してきたというのが、その代表的な例です。

 

 そうした負の要素は、カウンター・パートなのですね。

 

 文明が発展し、暮らしが便利になると、そのカウンター・パートとして、交通事故や環境汚染などの問題が生じてくるのであります。

 

 まさに、「あちらを立てればこちらが立たず」、というわけですね。

 

 さて、そうであるならね。少子高齢化も、どうやらカウンター・パートだといえそうです。

 現代社会が便利で快適になったばかりか、治安も良く、医療技術も進歩し、福祉サービスも整ってきたわけだけれど、社会はそのカウンター・パートの側面も受け入れねばならず、それがまさに、高齢化なのですよ。

 そして、高齢化と少子化はリンクしています。だから、少子高齢化なわけです。

 

 いずれにせよ、カウンター・パートである以上、それは避けられないものである、ということになりましょう。

 「あちらを立てればこちらが立たず」が原則だからです。

 「あちらが立っているのにこっちも立っている」というのでは、論理矛盾になってしまいます。

 

 カウンター・パートは、避けられない。

 

 こればっかりは、どうしようもありません。

 でも、避けられないからといって何もしないままでいいかといったら、答えは「否」なのであって、だったら、ゲームにしてしまえばいいんです!

 

 あの手、この手を繰り出して、社会の若返り化を図ってゆく。

 そういうゲーム。

 面白いでしょ~。

 

 これには2種類があり、個人レベルのものと社会レベルのものとに分かれています。

 

 どちらも面白いけれど、後者はもう最高でしょうね。