橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

曇った日のチラシ配り

 雇用やビジネスというのは、「曇った日のチラシ配り(ポスティング作業)」のようなものだと思います。

 ポスティングって、ちょっとでも雨が降りそうな気配があると、出掛けていく気力が失せてしまうし、雇い主もそれに向けたGOサインを出しずらくなってしまうものです。

 だって、水に濡れちゃったら、大事な商売道具が使い物にならなくなっちゃいますからね、広告物としてね。

 だから、天候が怪しくなってくると、リスクを冒してまで仕事を敢行したい(させたい)という気持ちが消失してしまうことになります。

 それゆえ、どうしても保守化、官僚化してしまう傾向にあるんですよね、チラシ配りってね。

 雇用やビジネス全般もそれと同じで、リスクを冒せないから、そうであるがゆえに、保守化してゆくのであります。

 

 無難なほう、無難なほうへと、流れてゆくのです。

 

 それがビジネスであるし、それが組織というものなのでしょう。

 

 もう、原理的に、チャレンジしにくい存在・営為なんだ、ということになるのですね。

 確実に成果をあげられると見込めない限り、手を出すべきではありませんから。

 

 

 まあ、とはいえ、何かをやらなければ何かを得ることもないんですけどね。