橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

時空についての世界像

 私のイメージする世界像は、パラパラ漫画のようなものです。

 

 空間とは、パラパラ漫画の1枚1枚であり、時間とは、その連続的変化をいいます。

 

 このモデルから判ってくるのは、時間とは或る時点と別の或る時点との間の「関係性」である、ということです。

 まさに、パラパラ漫画における、或る1枚と次の1枚とを結ぶ「関係性」だといえましょう。

 そして、空間とは、或る1枚を構成するすべての要素と、それら相互の間を繋ぐ「関係性」とで、成り立っているものである、ということになりましょう。

 

 そう考えてくると、時間にも空間にも、「関係性」は不可欠の要素だといえることになります。

 

 ただし、空間的関係性と時間的関係性とでは、成立要件が異なります。

 前者の完成には時間がかからないのに対し、後者の完成には時間がかかる、という点で、違いがあるのです。

 

 前者は、物体と物体を0秒で結びつけるものであるのに対し、後者は、現在の物体と未来の物体とを、0秒より長い時間をかけて結ぶものであるとの、相違点があるのです。

 

 もしも時間が、現在の物体と未来の物体とを0秒ジャストで繋げてしまったなら、時間の流れは生まれず、時間が止まってしまうことになるでしょうけれど、現実にはそのようなことはあり得ません。

 

 一方、空間を構成する物体相互間を結ぶ「関係性」は、常に0秒で成立します。

 パラパラ漫画も、そうです。

 すべての原稿同士が互いに0秒で繋がってしまうなら、それはそもそもパラパラ漫画じゃなくなってしまうけれど、1枚1枚における構成要素同士は0秒で繋がっているのです。

 私のイメージする自然観・宇宙観は、そのような内容がベースになっています。

 

 それがまさに、時空モデルなのであります。