橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

依存と精進

 インターネットの時代になり、人々は、マス・コンテンツを必要としなくなりました。

 IT技術はそういう意味で、個人のコンテンツ、個人のパフォーマンスを解放したといえましょう。

 しかし、多くの人にとって、それはじつは「依存」なのであります。

 ITという技術に依存したパフォーマンスにすぎないのですね。

 だから、たとえば、停電や自然災害などで都市機能がストップしてしまえば、個人のパフォーマンスなど骨抜きにされてしまうことになります。

 

 しかし、技術に依存しない個人のパフォーマンスは、どんな状況であろうと生き残ります。

 あらゆる状況に対応できるのですね。

 だから強い。

 だからモテる。

 

 逆に、技術に依存しなければ何もできないという人は、自分を鍛えるための作業を怠っているので、脆い。

 まるでドラえもんにばかり依存しているのび太みたいに、脆いのです。

 近視の人がメガネにばかり依存しているとますます視力が低下していくのと同じ原理だと、お考えください。

 

 技術に依存してばかりいると、弱い人はますます弱くなるし、精進を続ける人はますます強くなるのです。

 

 その結果、強い人と弱い人との差が、拡大していくことになります。

 

 こうして、世の中は、格差社会化していく、とまあ、こういうわけなのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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