橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

【徹底検証】「人事を尽くして天命を待つ」の意味

 「人事を尽くして天命を待つ」とは、どういうことなのでしょうか?

 それはズバリ、こういうことです。

 

 「シナプスを増やして万友引力を待つ。」

 

 これですね。では、まず、用語の解説からしてゆきますね。

 「シナプス」とは、脳の神経細胞の接続部分をいいます。神経細胞(ニューロン)そのものは1日あたり10万個のペースで数が減少していくのだけれど、常日頃よく頭を使っていると、まるでイソギンチャクの鞭毛がウニョウニョ伸びていくかのように、ニューロンの先端部分同士が相互に結び付きながら、どんどん増殖してゆくことになります。「シナプス」にはそうした特徴があるのです。

 そして、「万友引力」というのは、私の造語であり、「万有引力の法則」と「類友の法則」を統合させた概念です。どちらも「引力」・「引き寄せ」についての理論であることから、統一的な解釈が可能なのであって、だからこそ、新たに「万友引力」として普遍化し得たのであります。

 

 万有引力の大きさは、物体の質量に比例します。

 したがって、脳(シナプスの質量)を豊かにすることで豊かさを引き寄せることができる、と考えられるのですね。

 

 「シナプスを増やして万友引力を待つ」とは、そういうことです。

 

 だから逆にいえば、「シナプス」を増やせないうちは、いくら望んでも願いは叶わない、ということになりましょう。

 なぜなら、欲しいものを引き寄せる立役者は「シナプス」だからです。

 その「シナプス」も無いのに、欲しいものに「寄ってきてほしい」と望んだところで、疲れるだけです。そこにこそ、「苦しみ」の源があるといってもよいでしょう。

 寄ってきようのないものに対し、激しく片想いしているだけ。

 だから苦しいのです。

 

 寄ってきてほしいのなら、寄ってきてもらえるようシステムを自分側に備えなければならないのです。

 

 それもやらないうちから「寄ってきてほしい」などと願うことは、考えてみれば愚の骨頂でありましょう。

 繰り返しますけれど、寄ってきようのないものにいくら「寄ってきてほしい」と望んだところで、「シナプス」の数が足りなければそもそも無理なのですよ。

 途轍もなく無謀なことをしているということに早く気付かなければなりません。

 

 「シナプスを増やして万友引力を待つ。」

 

 これこそが、正しい手順というものなのであり、物事の道理なのです。

 

 そう考えてくると、「シナプス」総数が一定レベルまで増えるまでには、或る程度の時間がかかることになりましょう。

 「天命を待つ」とは、そういうことです。

 

 すぐにはうまくいかない、ってことなんですよね。

 

 だからこそ、人生は「トライ&エラー」の連続なのであります。

 「シナプス」が揃わないうちは、どうしても失敗してしまうでしょうから。

 

 逆にいうと、「シナプス」さえ揃ってくれば、イヤでも成功する、欲しいもののほうから勝手に寄って来る、ということになるのですね。

 

 これが、自然の道理なのであります。