橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

案ずるより産むが易し

 恒星と地球型惑星とでは、因果の法則の現れ方がちょっと違ってみえるような気がします。

 恒星でのそれは、水素原子の核融合反応という、因果の法則まんまなのだけれど、地球型惑星においては、そういった「裸の因果法則」だけでは立ち行かず、「生物の行為を介在させた因果法則」でもって規律していかないと、物事が動いていかないのだと思われます。

 

 地球上には、約400万種の生物が生息しているとみられています。

 

 いってみれば、彼らが、地球の変身を手伝ってあげているんですね(これを、私の造語で「消費・分解活動」といいます)。

 

 太陽のような恒星であれば、自らの構成要素である水素原子が勝手に動いて勝手に核融合して、勝手にヘリウム3に変身していけるんだけれど、地球の場合は岩石の塊なわけだから、万物流転原則に乗っかっていくためには、核融合反応ではなく、どうしても生き物たちの「消費・分解活動」に頼らざるを得ないのです。

 だから、地球上に、およそ38億年前、生物が誕生したのです。「消費・分解活動」の担い手としてね。

 

 この「消費・分解活動」って、イメージできますよね?

 そう。資源を掘り起こしたり狩猟や農耕や牧畜を行なったり、或いは、建造物や乗り物などを造る一方で、使い終えた後は、それを廃棄・排泄したりするわけですよ、私たち人間はね。

 そうやって、地球そのものを新しい星へと変えていっているわけです。

 

 動物や植物たちも同じです。

 

 規模が違うだけで、やっていることは人間も動植物も同じなんですね。

 

 この星に住む生き物たちは、この星に対して「消費・分解活動」を行うという意味では、同一の地位にある、といえるのです。

 

 よく、「人間は万物の霊長である」みたいな言い方をしたりするじゃないですか。

 つまり、人類は他の下等生物たちに優越する、きわめて特殊で高等な存在である、的な捉え方がなされていると思うんですよね。

 でも、こうした「消費・分解活動」という文脈から考えると、じつは、人間も動植物も神様から課せられたミッションについては、あまり差は無い、ってことになるんですよ。

 人間は、高度な科学力や技術力、コミュニケーション能力を持っているだけで、あとは大して変わらないのですね、他の生き物たちと比べてね。

 

 所詮、一種の動物なんですよ、人間も。

 

 オスとメスなわけ。

 

 そして、優秀なオスと、若く健康的なメスが結びつくカップリングというのは、この星に対する「消費・分解活動」、ひいては「万物流転原則」を円滑に進めていくうえで、まさに鉄則であるといえましょう。

 なぜなら、怠け者のオスと、若くもなく健康でもないメスが結ばれても、地球型惑星の変身を手助けすることはできないからです。

 

 だからこそ、私たちは、この星においてはパワフルに「行動する」ということ、エネルギッシュに「努力する」ということが、何よりも大事になってくるのであります。

 

 「行動」イコール、「因果の法則」、みたいなもんなのですよ、地球上ではね。

 

 つまり、「行動」してみないかぎり「結果」は判らない、ということになりましょう。

 

 そして、「結果」を発生させることができる力を持っているのは、人間においては「行動」しかない、ということでもあります。 

 

 「行動」にはそれくらい偉大な力があるのであって、これをやってみない手はないでしょう。

 とくに、物作りの仕事に携わる者にとっては、「論より証拠」、「案ずるより産むが易し」というわけで、何よりも「行動」こそがいちばん評価されることになるのです。

 

 失敗しようが稚拙な行為であろうが、関係ありません。

 

 やった者が偉いんです。

 

 なぜなら、「因果の法則」の一翼を担うような大仕事をやったわけですから。

 

 それ以上の手柄はありますまい。

 

 

 

 

 

 

 

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