橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

勝負はシナプスの総量で決まる

 たとえば、バレーボールのW杯で、日本チームとスペインチームが対戦したという場合で考えてみましょうか(ていうか、実際、過去にそういう組み合わせがありましたよね)。

 この場合、勝敗を決めるのは、チーム全員のシナプス総量の合計が多いか少ないか、ということです。

 それゆえ、もし日本チームのシナプスの合計がスペインチームのそれよりも劣っていたなら、両者が戦えばスペインチームが勝つことになります。

 なぜなら、人間の体を支配しているのは脳なのであって、その内部におけるシナプス総数によって、人間の動作というものは敏捷であるか否かも決まってくるからです。

 

 このシナプス総数というものは、トレーニングによって増やすことが可能です。

 

 したがって、体格や身体能力で劣る日本人選手が、スポーツで欧米人選手に勝つためには、彼ら以上に練習し、ミスをしない自分づくりを徹底しなければならないのです。

 

 この点、上述した過去の対戦カードでは、全日本はミスを連発し、まるで自滅するかのようにして敗れてしまいました。

 恵まれた体つきをしている欧米人だって、体格で上回っているからといって練習をサボっていたら世界に通用しないので、必死で練習するんです。少しでもミスを減らし、弱点を克服できるように頑張るんですね。

 日本人は、さらにそれを上回る地獄の特訓をやるくらいじゃないと、世界ではなかなか勝てないと思います。

 

 残念ながら、上記の対戦においては、日本チームは体格で劣るばかりか、ミスの少なさでも劣ってしまっていました。

 その時私は、TV観戦していて、悔しくなってしまったのでした。

 

 「体格で負けてしまうのは仕方ないけれど、ミスの少なさまで負けてんじゃねえよ。」

 

 と、ついつい思ってしまったんですね。

 だって、体格は努力ではどうにもならないけれど、ミスの少なさについては努力すればいくらでも欧米人より上回ることができる筈ですから。

 

 とにかく、シナプスをいかに増やせるかが、勝利を掴む上での大きなポイントなんだということを、その時の敗戦を通じて(まあ私が直接負けたわけじゃありませんけれど)、胸に強く刻み込んだのでした。

 

 シナプスをいかに努力で補うか。

 

 それに尽きるのですね。