橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

格差社会の実体

 格差社会と不況は、密接にリンクしているように思われます。

 どういうことかといいますとね。格差社会とは、いってみれば、お金持ちと貧乏人の間の、仕事量の格差が基礎になっている、と考えられるのです。

 つまり、双方の間のバランスが極端に偏り、金持ちだけに儲かる仕事が集中し、貧乏人には十分な仕事がまわらず、不足してしまっている、そういう社会状況である、ということができるでありましょう。

 

 こうなってきますとね。

 お金持ちという人種は、「投資➔利殖」といった一連の仕事に、一種のゲーム性ある麻薬的な快楽を感じていて、資産を増やすのが面白くて面白くてやめられず、そうであるがゆえに、放っておけばますますカネを稼ぎ、富を集中させてゆくことになるでしょう。

 この状況は、市場にまわるべき富を奪い多くの人々を貧困に追い込むとともに、稼げる仕事さえも奪っている・・・そんな社会状況になっている、ということだと思われます。

 

 これが、格差社会の実体だと考えて差し支えありません。

 

 そして、その背景には、能力の格差がピッタリと貼り付いています。

 

 稼ぐ能力のある人はますます稼いで富を独占し、稼ぐ能力の無い人はますます困窮し、富を手放すようになってゆく。

 

 こうなってくると、金持ちは金持ちで「消費」になど興味を示さないし、貧乏人は貧乏人で節約のために「消費」を控えざるを得ません。

 したがって、誰も「消費」しなくなってしまった、とまあ、こういうわけなのであります。

 だから、不況なのです。

 

 能力の格差が不況を生むのです。

 

 しかし、いくらなんでも、能力の格差までは政府も手を着けられません。

 

 そればっかりは、人の手でどうこうできるもんじゃあありません。

 

 いってみれば、それは「神様」が仕組んだことです。

 だから、いまのこの不況&格差社会は、このまましばらく継続してゆくものと思われます。

 

 格差社会を打破するためには、貧乏人一人ひとりが血のにじむような努力をしなければならないでしょう。

 

 金持ち以上に「カネ」について勉強し、金持ち以上に働き、金持ち以上に儲ける。

 

 果たして、それができるでありましょうか?

 

 まあ、その時その時のテンションで、各自それぞれが適切なスタンスを取ってゆくしかないでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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