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橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

想いの強さと望みを引き寄せるスピード

 「主観」とか「想念」といったものは、万有引力のきっかけにはなるけれど、万有引力そのものではありません。

 だから、万有引力原理(または類友の法則)が作用し始めるまでは、時間の経過を待たなければならない、ということになります。

 つまり、万有引力原理や類友の法則というのは、物理学の話なのであって心理学の話なのではない、ってことなんですよね。

 

 「想い」の強さの度合いと、望むもの(類友)を引き寄せるスピーとは、関係ない、ということなのです。

 

 あくまで、引き寄せるスピードが速いか遅いかは、ターゲットがどれだけ自分自身の身の丈に合っているか、という点にのみかかっているのですね。

 具体的にいうなら、どれだけ望む相手(類友)と近似したシナプスを脳内に増設できるか、にかかっているということになりましょう。

 

 そして、シナプスを新たに増設するためには、或る程度時間がかかるもんなのです。

 「想い」が強けりゃ願いも早く叶うかといったら、そうじゃないのですよ。

 

 具体的にみていきましょう。

 たとえば、ビジネスマンが或る企業に企画書を送ったとしましょうか。そのケースでは、多くの場合、やはり最初は断られるってことです。

 なぜなら、初めのうちは、まだこっちの脳にも相手方の脳にも、十分なシナプスが完備されていないからです。

 ところが、時間が経って、お互いの脳が変化してくれば、一度断られた企画書が再び息を吹き返して、再浮上してくることも大いにあり得るのですね。

 

  つまり、まったく同じ企画書なのに、時の経過によって、評価が落ちたり上がったりする、ということなのです。

 

 世間の評価など、所詮、コロコロと変わるものなのであります。

 

 要するに、一度ダメだったからといって諦める必要などありませんよ、ということですね。