橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

世論という名の最大公約数

 世論を動かすのは、個人ではなく、世論自体でありましょう。

 

 つまり、最大公約数の価値観が、世の中を牽引すると考えられるのですね。

 

 そのことが政治的な方向へと現れ出たのが、民主主義にほかなりません。

 そうであるなら、もし仮に民衆が愚かであれば、その国の政治は必ず「衆愚政治」となり、堕落していくことになります。

 

 「民主主義」というカッコイイ響きに騙されてはいけません。

 

 したがって、政治的リーダーとか、人気タレントといった人たちのことを、必ずしもその国における最も優れた集団の代表であると見做すことはできないのです。

 

 世論という名の最大公約数をバックに力をつけた人たちにすぎませんから。

 

 とはいえ、一定レベルの努力量や実績をクリアした人が社会的信用を得て、世論を味方に付けやすいということもまた、紛れもない事実でありましょう。

 

 その辺の見極めが、ひとりひとりにとって大事である、ってことですね。結局ね。