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橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

豊かさの公式

 豊かさの公式を、私なりに纏めてみました。

 下記のとおりです。

 

             Y=Fo ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ➀

 

 これが、そう。総論的な式ですね。「Y」が「豊かさ」、「Fo」が「フォーマット」を指しています。

 「フォーマット」は、さらに次のような式で具体的に表わされます。

 

             Fo=Co×ℰ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ➁ 

 

 「Co」は「コンテンツ」、「ℰ」は「エッセンス(普遍性)」を指しています。

 そして、「コンテンツ」はさらに、次のような式で表されます。

 

             Co=Sa×ℛo ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ③

 

 「Sa」は「才能」、「ℛo」は「労働力」を指しています。

 

 さて、豊かさの度合いは、上述したように、なんといっても「フォーマット」の度合いを高めることにあります。

 

 ➁式を➂式へ代入してみると、さらに次のような式が得られ、より詳しく豊かさというものの本質を見抜きやすくなるでありましょう。

 

             

             Fo=Sa×ℛo×ℰ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ➃

 

 この式を眺めてみれば、なぜ人は「労働モデル」では豊かになれないのか、という点について、答えが見えてくるでありましょう。

 

 そう。「ℛo」は「Fo」を構成するほんの一要素にすぎないからですね。

 

 また、いくら「コンテンツ」を充実させても成功できない理由も、それで明らかとなったでありましょう。

 こう喩えてみましょうか。「コンテンツ」をレモン果汁、「才能」をレモン絞り器、そして「労働力」を絞り作業、としてみましょう。

 それで、レモンを手で絞り器に押し付けて、果汁を絞り出すという作業をやるわけですけれどね。

 当然、労働だけでは足りないことが、よく判りますよね。

 よしんば、レモン果汁の量産にまで漕ぎつけたとしても、それだけでもまだ成功できないことが明白でしょう。

 ➁式をご覧ください。大切なのは、生み出したコンテンツを「普遍化する」ということであると、お判りになられるでありましょう。

 

 つまり、世の中に広く自分の業績・事業を流布させることが重要である、ということなんですよね。

 

 ま、早い話、「成功」ってのは、「社会を❝自分色❞に染めること」であり、言葉は悪いですけれど、自分という名の❝ウイルス❞を、いかに大勢の人たちに感染させるかが、カギになっている、ってことなのです。

 

 さて、そうであるならね。❝自分病❞(ここでは❝橋本順一病❞)を流行させるためには、たくさんの協力者が必要であることになりましょう。

 所詮、自分一人の❝感染力❞なんて、たかが知れています。

  現に、いままでの私は➂式の要件をすべて満たしている(つもりでいる)のに、大きくは成功できませんでした。

 それはなぜかというと、➁式における「ℰ」(感染力)に欠けていたからです。

 

 かつて、人々は、コンテンツの味しか知らなかった。

 だから、コンテンツさえ生み出していれば、その人も相手も豊かになれた。

 しかし、大衆は、いまや、コンテンツ以外の楽しさも知ってしまった。

 

 「フォーマット」の味を覚えてしまったのです。

 

 他人のパフォーマンスを眺めているよりも、「フォーマット」という公共の場を利用して自分が自由にパフォーマンスするほうが100倍楽しい、ということに気付いてしまったのです。

 それゆえ、いまとなっては、コンテンツだけで成功できる時代は終わったのであります。

 

 これからの時代は、生み出したコンテンツを「普遍化」して、「フォーマット」に仕立て上げなければならないのです。

 

 そのためには、自分一人の力でそれを世に広めようとしても限界があるのであって、たくさんの協力者を集めなければなりません。

 じゃあ、どうすれば集められるのでしょうか?

 

 いちばん手っ取り早い方法が、会社を立ち上げて、従業員に協力させる、ということです。

 

 そうでもしない限り、人ってのは、他人の想い描いている夢や理念を手伝ってあげたりはしないもんなんですよね。

 でも、仕事なら、給料が貰えるなら、一応は協力してあげるもんなの。

 

 豊かになれるかどうかは、上記のような公式を理解しているか否かにかかっているのですね。

 もしそれが判れば、なぜ、お金持ちや高額納税者の内訳において、(医者や弁護士、芸能人などを押しのけて)事業家がダントツの1位になっているか、お判りになられるでありましょう(全高額納税者のうちの3割を占めています)。

 

 まあ、要するに、自分のやりたいことを他人に手伝わせる最も有効な方法が事業経営である、ってことですよ。

 

 それでも私は、耽美主義的なコンテンツを生み出し続ける美術家でいたいんですけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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