橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

いつかはライバルに勝てる時が来る

 自分は自分、人は人です。

 だから、他人と比べるのはやめておいたほうがよいでしょう。

 なぜなら、人と比べてしまうと、必ず、「誤解体質」になってしまうからです。

 どういうことかといいますとね、人と比べると、なんとなく、世の中が理不尽であるかのように見えてきてしまうもんなのですね。

 たとえば、こんなふうに。

 

 「あいつはいつも待ち合わせの時刻に遅れてばかりいるのに、意外と人望があるのはなぜなんだ。世の中って理不尽だ。」

 

 或いは、こんなふうに思えてきてしまうんですね。

 

 「俺のほうがあいつよりも才能があって努力もしているのに、なぜかあいつのほうがカネ持っていて出世もしているんだよなぁ。世の中、不公平だ。」

 

 とまあ、こんなふうに感じられてきてしまいがちです。

 

 なぜ、そう感じてきちゃうかというと、それはひとえに、他人と比べるからなのです。

 すべての元凶はそこにこそあります。

 

 他人と比べさえしなければ、そのような理不尽さなんて感じようがないんですね。

 

 すなわち、次のような前向きな気持ちになれるのです。

 

 「たしかに俺はあいつよりも実力で上回っているし努力量でも上であるにもかかわらず、現状ではあいつよりも燻っている。でも、それは世の中が理不尽なのではなくて、神様が俺を鍛えるための試練を与えてくれたからこそ、いまこういう状況になっているのだろう。まだまだ、これからが楽しみだ。」

 

 このように、「自分は自分、人は人」というように割り切った考え方ができる人は、前向きになれるのであります。

 

 だから、いつかは、正真正銘、ライバルに勝てる時が来るのです。