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橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

「愛」と「情報」

 「情報」は、単体的な構造しか持たない貧弱なものだといわざるを得ません。

 

 喩えるなら、インスタントコーヒーの粉末みたいなものです。

 

 もしこれを、無理矢理に口の中に押し込められたとしたら、たまったもんじゃありませんよね。

 でも、(意外に)それを誰もがやられてしまっているという状況にあるのが、いまのこの情報社会であるような気がします。

 

 一方、「愛」は違います。

 そこには、有機的で複合的な、豊かな構造が備わっています。

 

 喩えるなら、それは、カップの中にコーヒーの粉末を入れて、お湯を注ぎ、ミルクと砂糖を混ぜ合わせたような状態であるといえましょう。

 

 これなら、「召し上がれ」と差し出されれば、喜んで受け取ることができます。

 

 とまあ、こんなふうに、「愛」と「情報」との間には大きな違いが見て取れるわけだけれど、両者が競い合った場合を考えてみると、どちらが勝つかは、もはや明白でありましょう。とても勝負にはならないと思います。

 

 ごく一握りの人は、すでにそのことに気付いているようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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