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橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

女の多チャンネル性

 女には「チャンネル」がいくつもあると考えられます。

 興味の矛先が、多方面に向いている、ということです。

 だからこそ、あるときは宝塚、あるときはオカマBAR、またあるときはジャニーズ、そしてまたあるときは現実の男、というように、使い分けが効きやすいのでありましょう。

 

 要するに、現実は現実、ファンタジーはファンタジー、というように割り切って、それぞれをめいっぱい楽しもうとしているんじゃないでしょうか。

 

 だから、TVに出ているスターが直接フェロモンをむんむんに出している必要は、かならずしもないのです。

 

 あくまでも「ファンタジー要員」として割り切れているからです。

 

 このように、女性には「チャンネル」が複数備わっていると考えられるのであります。

 

 それが可能なのはなぜかというと、脳の構造が「対象非没入型」だからです。

 

 要するに、興味が一極集中するのではなく、多方面に亘って分散する、ということです。

 あっちへフラフラ、こっちへフラフラするような、そういう脳の構造となっているのですね。

 そして、その構造は、妄想を可能にします。

 

 「妄想」とは何かというと、それは要するに「いいとこ取り」です。

 ❝バイキング形式❞なのですよ。

 

 これは、ちょっと齧っては移動し、またちょっと齧っては移動する、ということを楽しく感じる脳じゃないと、そういうことは無理でしょう。

 

 女の脳は、「対象非没入型」だからこそ、「いいとこ取り」が可能なのです。

 

 男の脳みたいに、オタク的に興味を一極集中させる脳では無理なのです。

 

 女は、その脳構造ゆえに、妄想を得意とし、妄想で心地良くなれるのですね、理論上はね。

 これは男からみたらスゴい能力だと思います。

 妄想だけで心地良くなれるなら苦労は要らないだろ、と思えてきてしまいますから。

 

 さて、ここで、一つの仮説が浮かび上がってきます。

 女は、妄想が気持ちいいくらいなのだから、いちど味わったいい男のフェロモンの刺激も、あとでリフレインできるんじゃなかろうか、という仮説です。

 要するに、いい男の情報というのはフェロモンだけじゃなく、見た目、声、仕草など、いろいろあるわけで、女はその「多チャンネル性」でもってそれらの情報をすくい上げる。そしてそれをインプットしておくことができる。

 だから、目の前にその男がいなくても、彼のフェロモン以外の情報は全部揃っているも同然である、ということになります。

 したがって、得意の妄想力を活用して、いい男との疑似デートや疑似恋愛を楽しめる、とまあ、こんなふうな理屈になるわけであります。

 

 だからこそ、「20歳のときの大恋愛の想い出だけで、私は一生食べていけるの」ということも起こり得るのでありましょう。

 いわゆる「一人で生きていける」状態というわけですね。

 

 女性って、凄いですね。