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橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

女のプライド

 女性はやはり、男から無関心にされるのがイヤでイヤでしょうがない生き物なのでしょう。

 それゆえ、男から無関心にされてしまうと、彼の目の前から、いっそのこと、フェイドアウトしてしまいたくなる、というわけなのですね。

 このことは、女の尊厳や自尊心が大きく関係しているものと思われます。

 

 女のプライド、尊厳というものは、男を虜にしてこそ満たされる。

 

 だから、女の満足のバロメーターは、男を手玉にとれるか否か、ということになるのです。

 じゃあ、そうやって男を虜にできた場合は一体どうなるのかといいますとね。そのときには、男から声を掛けてくることになるでしょう。当たり前ですけど。

 

 虜になった男というのは、女が欲しくて欲しくてたまらないという状態に陥っているわけだから、あの手この手を使って、女性にアプローチしていく筈です。

 

 声を掛けてくるということは、まさに初歩中の初歩ともいうべきアクションであることは間違いありません。

 

 しかし、です。

 

 相手の男が毎日のように会っているのに一向に声を掛けてこないとしたら・・・。

 

 お、恐ろしや!

 

 相手のその男は、自らの女としての性的魅力の虜にはなっていないのです。

 

 ということは、自分にそれだけの性的魅力がないことを意味することになってしまうのです。

 声を一向に掛けてこない男というのは、女に対してこの残酷な事実を容赦なく突き付けてくるヒドいヤツなのであります。

 

 女性は、そんな辛い仕打ちを受けるくらいなら、いっそのことフェイドアウトしたほうがましであると判断するのでしょう。少なくとも、自ら男の前から姿を消せば、無関心にされようがありませんから。

 

 女は、そうまでして自分の自尊心を守ろうとするのです。

 

 だって、自尊心が傷つくことは命にも関わる危険な状態だから。

 

 でも、逆にいえば、傷つくのを恐れてフェイドアウトした女の子には、よりいっそう優しくしてあげればその子の自尊心を満たしてあげることができる、ということになります。

 

 女の子を図らずもフェイドアウトさせてしまった男には、それだけの力量がもともと備わっている、と解釈することもできるでありましょう。

 

 この、この~! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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