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橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

イノセント・ワールド

 動物や植物というのは、無邪気であり、端から見る限り、幸せそうに暮らしています。

 人間みたいに、つまらぬことでウジウジ悩んだり、厄介な病気に冒されて苦しんだりすることはありません。

 なぜでしょうか?

 

 それは、彼らがシンプルに生きているからです。

 

 本能に忠実に従って、DNAの命ずるまま、素直に行動しているからです。

 

 当たり前のことを当たり前にやっているだけだからですね。

 

 余計なことは考えない。

 必要最低限のことを必要なだけしか考えない。

 

 彼らの生きている世界は、究極のイノセント・ワールドなのです。

 

 子供もそうですよね。自分の幼少時代を思い起こしてみても、そうでした。

 あの頃は肯定思考だったからこそ楽しかった。

 

 「肯定」とは「シンプル」のことであり、「シンプル」とは、「素直」、或いは「無邪気」ということ。

 

 それを実践できているから、楽しいし、幸せなのであります。

 

 「無邪気」の反対は、「邪鬼」ということになります。

 「邪鬼」は、「邪気」に満ちています。

 この「邪気」が、それと同等の性質を持つ「苦難」を引き寄せてしまうのです。

 

 つまり、複雑な事をやらかしたり考えたりしていると、失敗の人生になってしまう、ということですね。

 

 「複雑」とは、「否定」であり、「意地っ張り」であり、「素直じゃない」ということです。

 

 この世はシンプルに出来ているのに、人間が勝手に物事を複雑にしてしまうと、相性は悪くなるしバランスも崩れてしまいます。

 

 だから、そういう人は迫害されてしまい、成功させてもらえません。

 

 簡単きわまりないメカニズムです。

 

 成功、幸福、豊かさを手に入れるのは、本来、(技術的には)シンプルなのですよ。

 

 子供、或いは動植物のように、素直に、単純に振る舞えばいいだけのことなのです。