読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

外界との温かいナマの触れ合いはストレスを和らげる

 人間の脳は、神経伝達物質の力を借りて、様々な情報を複合的かつ有機的に組み合わせることによって、或る一つの感情・認識を生み出しています。

 

 幸福感とか充実感のみならず、時間意識、空間意識、さらには自我の認識、そして外界との温かいナマの触れ合いの意識というものは、こうして生まれてくるのだと考えられます。

 

 そうであるならね。もし、この神経伝達物質の働きが弱くなったり分泌量が減ったりしたならば、こうした感情・認識の複合性や有機性が根底から遮断されることになってしまうでしょう。

 こうなると、もはや現実世界との温かい触れ合いの感情が生まれてこないので、強い孤独感、不安感、焦燥感に晒されることになってしまいます。

 酷い場合は自殺願望にまで発展してしまうこともあります。近年増えてきているといわれているネット心中などは、まさにこのパターンだと考えられます。

 日常生活のなかで強いストレスを抱え込み、セロトニンなどの神経伝達物質の働きを阻害されてしまっているのです。

 薬(ex.SSRI)を飲んで効く場合はいいけれど、効かない場合もあります。

 その場合は、ストレスを解消する工夫を自分で行うしかないでしょう。

 

 地に足をしっかりと着けて、ギブ&テイクのバランスを意識しながら、外界との温かいナマの触れ合いを大切にしていけば、ストレスを和らげることができるでありましょう。