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橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

恍惚感はときに人間を若返らせる

 快楽は、人間を成長させもするし、老いさせもします。

 単なるダイレクトな刺激(食事、レム睡眠、性行動)は、プラスの面ばかりではなく、活性酸素の発生や細胞の癌化などのリスクを孕むという、マイナスの面もあるのであって、両者は同じくらいの影響力を人体に及ぼします。

 

 一方、恍惚感に浸れるような、奥ゆかしい刺激を得る経験は、人間の老化を遅らせ、ときには若返らせたりもします。

 

 それは主にβ-エンドルフィンの薬理効果に基づいているのだけれど、活性酸素を除去してくれるSODの作用を高めてもらえるから、そのお蔭で若々しさをキープできるのですね。

 

 じゃあ、どうすれば、そういった恍惚感を導けるような経験を積むことができるのでしょうか?

 

 

 それについては、やはり、真、善、美を、追求するしかありません。

 

 

 もちろん、ダイレクトな刺激が何ももたらさないかというと、そんなこともありません。それは人間の日常生活のなかで必要なものでもあります。

 とはいえ、そうしたいわば❝飛び道具❞にばかり頼りすぎていると、いざというときの「勘」が鈍ってしまうことにもなりかねません。

 また、自分の成長にとって不必要な、無駄な知識に染まりやすくなってしまうおそれもあります。

 

 刺激のインプットについては、自助努力で賄うのがベストなのですね。

 

 自分がいま携わっている仕事を、一生懸命がんばりぬく、ってことがどうしても、大事になってくるのです。