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橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

ポルノグラフィは「芸術」といえるか

 ポルノグラフィ(いわゆるエロ写真)は、果たして「芸術」といえるのでしょうか?

 その問いに答えるためには、まず「芸術」というものの大まかな定義(アウトライン)を掴んでおく必要があります。

 

 「芸術」とは、私の見解では、次のように定義づけられています。

 

 

 「自然を模倣し、よってもって、現実をカッコ良く歪めること」。

 

 

 これですね。

 ということは、です。写真そのものが、3次元のものを2次元のものへと置き換えた形式なのであるから、エロ「写真」も一応はこの定義の範囲内に収まってくることになるでありましょう。

 

 この理屈は、エロ写真のみならず、エロ絵画、エロ動画(一応は画面上は2次元だから)といった表現形式にも(とりあえずは)当て該まります。

 

 したがって、これらも一応、「芸術」といえることになりましょう。

 

 しかしながら、エロ動画に関していうなら、現実を歪める度合いは極めて薄いので(ストーリーは別として)、「芸術」性も薄い、といわざるを得ません。

 

 一方、それに対して、エロ絵画やエロ写真は、3次元を2次元に置き換えただけでなく、「動」を「静」に置き換えてもいます。

 

 このことからすると、エロ動画と比べて遥かに「芸術」性は高いといえましょう。

 

 そうはいってもしかしながら、実物をそっくりそのまま模写・撮影しただけにすぎない場合は、やはり「芸術」性は薄い、と見做さざるを得ません。

 一応は、「芸術」の範疇には入りますけれどね。

 

 

 真実をカッコ良く歪める作業を積み重ねていくうちに、徐々に、ああ、なんか芸術っぽいなぁ、といったような実感が生まれてくる気が私はするので、あまり具体的すぎず、生々しくないもののほうが、オシャレだと思います。

 

 たとえば、女性の顔写真を撮るという場合でも、カメラ目線じゃないほうがオシャレであるような感じはしますね*1

 

 伏し目、流し目、横顔とか。

 

 それで、モノクロ、セピア、部分着彩、ソフトフォーカス・・・・・・。

 

 

 最高じゃないですか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:もちろん、カメラ目線の写真も素敵ですよ。