橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

「恋多き女」

 漫画家の柴門ふみさんによると、女性が生涯のうち、心の底から相手を好きになる恋愛を経験できるのは、1~2回くらいである、とのこと。

 

 ということはね。

 たとえば、幼稚園で1回、小学校で1回、中学校で1回、高校で1回、大学で1回、社会人で1回・・・というペースで本気の恋愛をしているのだとしたら、(べつにそれでもいいんだけれど)明らかにオーバーペースであり、女性は生涯のうちそこまでは頻繁に恋愛をしていないんじゃなかろうか、ということが窺えるのです。

 そんなふうに6回以上も、心の底から男性を好きになる恋愛ができる人は、まさに「恋多き女」ということになるのだろうけれど、そういう女性はほとんどいないものと考えられるのです。

 

 だって、そこまでイイ男はたくさん存在しないでしょうからね、残念ながらね。

 

 しかも、(私も人のことは言えませんけれど)社会に出るまでは男はまるでガキです。女性を心の底からときめかせることのできる実力は、まだ無い筈です。

 いや、社会に出てからだって、まだ学生あがりの20代前半とかなら、(私も当時はそうだったけれど)ガキです。

 20代後半~30代以降になって、やっと実力がつき始めるのが、男というものだと思われます。

 

 そう考えてきますとね。女性をまともにときめかせられるのは、ごく一握りの大人の男ということになるのであって、その絶対数は少ないわけだから、必然的に「恋多き女」というのは(理論上)ありえないことになります。

 

 しかも、女性が若い頃(少女時代)に、もしもいい男と出会ってしまった場合は、それ以降の人生で目の前に現れる男たちが色褪せて見えてしまうおそれもあるから、よほどカッコいい男性と出会わない限り恋になんて落ちないでありましょう。

 

 そう考えるなら、やはり女性が生涯のうち経験できる「本気の恋」というものは、多くても2回くらい、という柴門さんの見立ては、正しいということになりましょう*1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:もちろん、個人差はあるでしょうけれど。

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