橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

一元論が持つ自信と余裕

 一元論とは、じつは多元的な価値観の上に成り立っており、それらを許容する考え方であるといえます。

 

 すべての考え方を包摂する上位概念(最上位の哲学)であるという自信・余裕があるからこそ、他の価値観を許容することができるのですね。

 

 じつは、他の価値観を一切認めない頑固な思考は、二元論のほうなのです。

 

 二元論は、物事・存在を「自」と「他」に二分し、一方を絶対視して他方を相対視するという優劣関係・主従関係のスタンスから成り立っています。

 残念ながら、そういわざるをえないんです。

 

 だから、自分が二元論者で相手も二元論者だったら、確実に争いが勃発することになります。

 

 すべての争いの元凶は、二元論にあるといっても過言ではないのです。

 

 

 したがって、自分が人間的に成長するためには、二元論から脱却し、一元論へいかにシフトしていくかが鍵になってくるのであり、そのためには、この世が「時計仕掛けの有機体」であることを深いレベルでイメージすることが、何よりも大切なポイントになってくるでしょう。