橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

美意識

 自然の美しさは、そのままでは人々には伝わりません。

 多くの人は、自然が持つむき出しの美を感じ取ることができません。

 むき出しの美を感じ取るには、特殊な感性を持っていなければならないのです。

 

 だから、一般の人々は、むき出しの美にひと工夫を加え、❝助け船❞を出してやらないと、なかなか自然が美しいということに気付かないのですね。

 

 自然破壊を平気でやってしまえる人というのは、まさに自然の美しさに気付かない人、美意識のない人であるということができるでありましょう。

 

 もし美意識があったなら、森を伐採して建物をたてようなどという気はまったく起きない筈です。

 それと同様、もしストーカー男に美意識があったなら、そもそもストーカー行為なんてやらない筈です。

 

 このように、美意識の有無というのは、その人の能力や魅力に大きく関わってくることなのです。

 

 たかが美意識、と侮ってはなりません。

 

 美意識を植え付けるということも、これからの時代、立派な社会貢献になってくるでありましょう。

 

 その役目を果たすのが、我々芸術家なのです。

 芸術家の仕事は、人々に自然の美しさを理解するための❝助け船❞を出してあげること。

 まさにパウル・クレーのいうとおり、「芸術家の仕事は、目に見えないものを目に見えるようにしてやることだ」ということなんですよね。

 

 

 だから、芸術家というのは素晴らしい職業であると、私は思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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