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橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

作為のサービス、不作為のサービス

 女が男にメリットをもたらすためにやってくれている仕事があります。

 

 それは、「太陽(もしくは照明器具)の光を自らの肉体で受け止め、男を成長させる光へと加工したうえで、男に浴びせかけてきてくれる」ということです。

 

 つまり、男にとって都合の良い光(エネルギー)に変換し、提供してきてくれているのですね。

 

 まさに❝女さまさま❞であります。

 

 女がこのような大仕事をやってくれているお蔭で、男は変身・成長していくことができるのですね。

 

 そうであるなら、男は女に対し、日頃の労をねぎらってあげる必要が絶対にあるでしょう。

 具体的には、見つめてあげるのは言うに及ばず、声を掛けてあげる、優しくしてあげる、楽しませてあげる、笑わせてあげる、奢ってあげる、抱っこしてあげる・・・等、いろいろサービスしてあげる必要性があるでありましょう。

 

 女性に対するサービスの大義名分が、ここで明らかになりましたね。

 

 これであなたも、心おきなくサービスができるというもの。ますます世間の男性たちに差をつけることができると思います。

 ほとんどの男は、女性に対して恩返しできずにいます。

 これだけ世話になっているんだから、恩返しをして当然なのに。

 

 恩知らずなやつはモテないけれど、まさかその理由が恩知らずぶりにあるとは夢にも思いますまい。

 

 私やあなたがそのことに気付いたのは、大きいです。

 かなりのアドバンテージ。

 

 じゃあ一方、男が女にメリットを与えるべくやってあげる仕事とは一体、何なのでしょうか?

 もちろん、「女にとって都合の良い光」を浴びせかけることもそうなのだけれど、大事なことは、そういった❝目に見えない仕事❞以上に、現実の働き掛けというか、ナマのサービスというか、そういうような❝目に見える仕事❞をやってあげるべきである、ということなのです。

 

 つまり、「作為」の利益を与える、ということなんですね。

 

 そこが女性と違う点です。

 「女は色気」というように、「気」(不作為の働き掛け)だけで足りるのであって、現実のサービス(作為の働き掛け)を男に与える必要はないのだけれど、男は現実のサービスこそが売りなのだから、それをやらない限り最終的には通用しないのですよ。

 

 女性は「色気」という高エネルギーを持っているので、「不作為」のサービスだけやってあげていればOKなのであります、相手をときめかせるという意味においてはね。