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橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

「見えない後半部分」

 たとえば、もし、(男性の場合ですけれど)自分が誰かに「カッコいいですね」と褒めてもらったなら、それに対してどのような言葉を返すべきでしょうか?

 

 この点、言葉というものには大きなパワーが宿っているのだけれど、その事実を知らないで謙遜しすぎてしまうと、自分が(エネルギー的には)損をすることになってしまうので、注意が必要です。

 

 「いやいや、カッコよくなんかないですよ~」

 

 と返してしまうと、その通りの結果を実現してしまう力が、言葉にはあります。

 

 言葉の影響力は、決して侮れません。

 

 できることなら、自分にメリットをもたらしてくれるような、プラスの言葉を用いるのが、のぞましいのですね。

 

 じゃあ、どう返したらよいのでしょうか?

 それはですね。

 

 工夫です。

 工夫をすればいいんです。

 

 たとえば、返答センテンスをうまい具合に二分し(前半部分と後半部分)、相手に対して前半部分だけで答えるのです。

 そのあとには「見えない後半部分」があるのだけれど、それについては口に出しません。次のような感じです。

 

 

 

 「いやぁ~、一見カッコよく見えるだけですよ~(でも、実際はやっぱりカッコいいんだよねぇ~)。」

 

 

 この答え方なら、前半も後半も、とくに否定的な表現は使っていないことになります。

 むしろ肯定しまくっているともいえるので、言葉のパワーとしてはプラス方向へ作用してくれる・・・とまあ、こういうわけなのであります、ハイ。

 

 ホント、物は云いようですね!

 

 しかも、相手は文脈から考えて、「見えない後半部分」を頭の中で、こう補うにちがいありません。

 

 

 「いやぁ~、一見カッコよく見えるだけですよ~(でも、本当は全然カッコよくないんです)。」

 

 

 ・・・っていうふうにね。

 

 

 いやいやいや、そうじゃないからね?!(語尾を上げるような口調で)

 

 それ、間違ってるからね?!(ホンジャマカの恵さんふうに)

 

 

 みたいな(笑)。

 

 

 いいでしょう~!

 

 

 相手はそう勝手に補ったなら、あとはもうそれ以上、追及してはこない(笑)。

 

 こっちはこっちで、好きなように、プラスの言葉を補っちゃえばいい。

 

 

 アタマは使いようでございますなぁ。