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橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

愛と感謝

 いつも当ブログの記事をお読みいただきまして、誠にありがとうございます。

 

 今回は、「愛と感謝」がテーマです。

 

 「ありがとう」の言葉の意味は、「有り難い」つまり「掛け替えのない」というニュアンスを持ちます。

 したがって、相手にこのフレーズを言う場合、それは「あなたは個性豊かな存在ですね」という意味になります。

 つまり、百花繚乱の有機的構造で成り立っているこの世において、そのフレーズは最上級の褒め言葉であることになるのです。

 

 意外かもしれないけれど、「ありがとう」は、英語に訳すなら、「Thank you」というよりはむしろ、「You are the only one.」とか、「You are my miracle.」といったようなニュアンスのほうが相応しいのであります*1

 

 さて、そうだとしますとね。これはあくまでも、人間同士でかわす言葉なのであって、人間が神様に向かって言うべきものではないことに(理論上は)なります。

 なぜなら、全知全能・完全無欠の絶対的存在である神様に対して、「あなたは個性的存在だよ」などというのは失礼だからです。

 「個性」というのは、長所と短所の両方をひっくるめた表現なのだから、神様にそんなことを言うのは(理屈の上では)不適切であることになります。神様には短所など無いのですから。

 

 したがって、もし神様にお礼を述べたいのであれば、「感謝します」と表現すればいいことになるでしょう*2

 

 「感謝します」は、人間が神様に対して言う言葉なのです。

 そして、神様は人間に対して「愛」を与えてくださいます。

 

 そうであるがゆえに、「愛と感謝」は、人間同士でやり取りするとどうも怪しいというか、偽善者っぽい感じになってしまいがちな面もあります(まあ、考えすぎでしょうけれど)。

 

 人間は欠点を持つ未熟な存在です。

 だから、互いの「個性」を認めてあげることができるなら、それは相当素晴らしいことだといえましょう。

 

 人間界での最高の褒め言葉・「ありがとう」を言ってあげたり、言ってもらえたりするなら、人はハッピーなのであります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:もちろん、「Thank you」のほうの意味もありますよ。

*2:もちろん、「ありがとう」と表現するのも許されるでしょうけれどね、相手が神様ですから。

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