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橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

言葉の規定力

 言葉というのは、「レッテル貼り」に似ていると思います。

 「決めつけ」のようなものですね。

 

 ホントは、この世のあらゆる物事は言葉よりもきめ細かい。

 

 言葉は限られた文字や音声を組み合わせて作るものだけれど、そうすることで辛うじて私たち人間は現象を表現できているだけです。

 

 ゆえに、当然のことながら、言葉のほうが現実よりも拙いのです。

 

 もっと巧みに真実を言い表わすことができる場合であっても、自分のボキャブラリーや表現力が不足しているがゆえに、それが「レッテル貼り」のような結果になってしまうこともあります。

 

 100%正確に真実を言い表わすのは難しいのですね。

 

 人は「レッテル貼り」を犯しやすいのです。

 

 なのに、いちど紡ぎだされた言葉は、それが持つ固有の意味をストレートに相手に伝えてしまいます。

 相手は、真実とちょっとズレた「レッテル」であるにも関わらず、その言葉に対応するもともとの意味をそのまま受け取ってしまうのです。

 

 そうであるがゆえに、噂みたいなものは、人から人へ伝えられていくうちに、まるで伝言ゲームのように意味がズレていくのであります。

 

 要するに、「レッテル貼り」を数回繰り返すうちに、まったく別の意味の情報になってしまうのです。

 

 だから、他人の発する言葉というのは、ときに不正確なものなのだと、思っておいたほうがよいかもしれません。

 有名な学者や経済人が書いた著書であっても、それは同様です。

 

 言葉は、自分で自分を規定するときこそが、最も正確なのであります。

 

 アファメーションの偉大さはそこにあるといってよいでしょう。

 他人からの暗示よりも、自分で自分に言い聞かせるほうが、規定力は強いのです。

 

 まあ、他人から言われたことであっても、自分にとって都合の良いことならどんどん受け入れればいいんですけれどね(笑)。

 

 それでも、最も当てになるのは、自分自身の直感だと思います。

 

 自分が過去に発した言葉以上に、いまリアルタイムで感じている直感は正確無比なのであります。

 

 

 直感こそ、最強の武器なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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