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橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

「設計図」の書き換え

 「フォースの注入」に成功するということは、染色体(塩基配列)を変異させることを意味します。

 つまり、❝天然の性転換手術❞や❝天然の美容整形手術❞が胎内で行われる可能性がある、ということです。

 

 一方、一卵性双生児の事例を参照してみると、これはいわば❝天然のクローン技術❞であると解釈することが可能です。それは現実にありうることなのです。

 

 そうであるなら、❝天然のクローン手術❞があり得る以上、❝天然の性転換手術❞や❝天然の美容整形手術❞があったとしても、それほど不思議ではありません。

 

 人間界でも整形手術や性転換手術を一応は行うことができるのだから、ましてや、人間よりも遥かに偉大な創造力を持つ自然界ならば、性染色体自体を「Y」から「X」へと変更したり、X染色体における造形力をコードする遺伝子を質的に高めたりすることくらい、容易であろう、そんな気さえしてくるのです。

 

 これはあまり良い喩えではありませんけれど、あたかも、「1万1千円」と記載された領収書をちょっと書き加えて「4万4千円」の領収書にしてしまうかのごとく、「設計図」たる染色体(塩基配列)も描き変えてしまえるのではないでしょうか。

 

 そのくらいの気軽さで、胎児の運命をも変えてしまうのが、自然界の偉大な力なのです。

 

 人間には及びもつきませんね。