橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

「本物」

 ラジオが初めて世の中に登場したとき、「新聞の時代はもう終わりだ」といわれていました。

 テレビが登場したときは、「ラジオの時代はもう終わりだ」といわれていました。

 

 そして、インターネットが登場したいま、テレビはもう終わるんじゃないか、と囁かれるようになりました。

 

 しかし、新聞もラジオもテレビも、依然として消えずに残っています。

 

 果たして、その理由は何なのでしょうか?

 

 ズバリ、どれにも「一長一短」があるからだと思われます。

 

 「一長一短」あるという点ではみんな同じなんですよね。

 

 だから、どれが絶対的に良くてどれが絶対的に悪いというものでもないのですよ。

 

 ゆえに、結果的に、すべてのメディアが残っているのであります。

 

 さて、そう考えますとね。

 いま不況なわけですけれど、たとえば、起業しようとしている人がいる場合に、その周囲にいる人たちは大抵「この不況時に起業だなんてバカな真似はよしなさい」的なことを言ったりしますよね。

 

 たしかに、不況という時代は厳しいものでしょう。

 しかし、さっきの理屈からすると、じつは不況にも「一長一短」あるといえるわけで、必ずしも悲観視しなくてもいいということになりましょう。

 

 不況になると人々は財布のひもを堅くするけれど、裏を返せば、それは「本物」を見極めようとしているのであって、自分が「本物」でありさえすればお客を獲得することは平時よりもむしろたやすい、といえるのです。

 

 このように、人生においては絶対的なマイナス点、すなわち「絶望」は存在しないということができるでありましょう。

 

 マイナス思考の悲観論者が勝手に「絶望」を捏造しているだけであって、本当はそんなものはどこにも存在しないのです。

 

 

 

 だから、前向きに努力すりゃいいだけなのであります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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