橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

厚かましさの原因

 人間はなぜ、歳を取ると厚かましくなっていってしまうのでしょうか?

 

 それはですね。脳の神経細胞数が減少し、その反面、ネットワーク(神経回路網)は充実するからでありましょう。

 

 つまり、神経細胞相互間に余計な細胞を介在させないので、きめ細やかな情報伝達が影をひそめ、ストレートな情報伝達になっていく、すなわちショートカットの連発、という状態になってゆくのですね。

 

 これこそが、厚かましさの原因であると思われます。

 

 ただし、それは脳が鍛えられていない人についてだけ当て該まるものと考えられます。

 脳が鍛えられてネットワークが充実している人であれば、死んだ神経細胞の働きを、生き残った神経細胞が肩代わりしていると推測されます。

 つまり、死んだ細胞の情報量が、生き残った細胞のDNAに移転し、書き加えられていると考えられるのです。

 

 だから、こういう人の脳で、仮に情報伝達のショートカットが起こったとしても、厚かましくはなりません。

 

 まあ、あとは、前頭前野によるしっかりとした制御もなされているのでありましょう。

 

 それゆえ、やはり、厚かましくはならないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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