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橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

人間はなぜ眠るのか

 人間はなぜ、睡眠という行為をとるのでしょうか?

 

 それは、「夜」という環境とのバランスを考慮してのことであると考えられます。

 

 どういうことかといいますとね。

 「夜」は周辺環境が暗闇となります。

 そうした暗闇としての環境にちゃんと適合させる必要があるのであって、そのために睡眠をとるのだと考えられるのです。

 つまり、暗闇(夜)という環境には、「睡眠」という行動形態こそが最もバランスが採れている、と見做しうるのですね。

 

 なぜなら、人間は自然の一部である以上、周囲の環境を無視した行動はできないからです。

 

 絶対に周辺の環境というものを考慮に入れざるを得ないのですね、生きていくうえではね。

 

 その場合に、「夜」には「睡眠」で対応し、「昼」には「活動」で対応する、というシステムこそが、最も人間にとって合理的なシステムなのです。

 

 なぜそのほうが合理的なのかというと、人体は有機的な構造を持っており、たくさんのホルモンの世話にならないと生きていけない存在だからです。

 

 そして、そのホルモンの分泌というものも、ただやみくもに分泌すればいいというわけではなく、時間帯によって使い分けなければならないからなのですね*1

 

 また、それは同時に、環境にうまく溶け込む(適合する)ことをも意味しているのです。

 それはイコール、リズム形成の目安となる外部刺激(太陽光・宇宙線など)を素直に利用する、ということにも繋がるのであります。

 

 ゆえに、人間の体というのは、「夜」になったら「眠る」ということこそが心地良くなるようにできているのです。

 

 だからこそ、「夜」になると人は「眠る」という行為をするのですね*2

 

 

 以上が、「人間はなぜ眠るのか」という問いに対する答えであります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:ということは、「天然の時計」ともいうべき太陽リズムや月周リズムに忠実に同調させる必要がどうしてもあることになります。

*2:人間は知能高き存在。ゆえに、「昼」に活動する必要があります。一方、夜行性動物のように、知能の低い生物は、必ずしも「昼」に活動しなくてもいいのです。よりエサが豊富で、危険の少ない時間帯を選べばいいだけのことです。しかし、人間は高度に知能が発達しているため、複雑な行動、高度な生活活動をすることができます。これは、当然のことながら、「昼」にしかできないことです。そうなってくると、自動的に、休息に充てるのは「夜」のほうが相応しい、ということになります。人間が「夜」に睡眠をとることの一つには、こういったことも理由となるでありましょう。