読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

磁力線には向きがない

 グーグルアースで写し出された世界各地の牧草地帯。

 それを見ると、面白いことに、そこにいる牛や鹿は、放っておけば必ず北か南のどちらかを向くことが判ります。


 このことから、最近になって、動物には地球磁場を読み取るセンサーが備わっているのではないか、との説が有力に主張されるようになりました。


 おそらく、その説は正しいでしょう。ただ私は、動物たちが「北か南のどちらかを向く」というところに着目したいのです。


 一方向だけを向いているのではないのですね、動物たちは。


 北と南の、2パターンがあるわけです。もし、教科書通りに「磁力線はN極から出てS極へ入る」なら、地球そのものが巨大な磁石なのだから、地球の一方の極から発せられる磁力線は、もう一方の極へ向かって伸びていく「片道方向」のものになっていなくてはなりませんよね。すなわち、「向き」は1パターンに限定されてなきゃおかしいですよね。

 でも、実際は、牛や鹿は2パターンの方向を向いているわけです。



 つまり、「磁力線(磁界)にはそもそも向きなんか無い」ってことを私は言いたいのですね。


 要するに、矢印でベクトルを書き示すような概念ではない、ってことなのですよ。



 なぜなら、力やエネルギーは「関係性」だからです。
 物と物の間の絆が、力やエネルギーなのです。


 磁力もそうです。地磁気は、南極と北極の間に働く力なので、南北の間で向かい合っていることはいえても、「北から南へ向いている」とか「南から北へ向いている」とはいえないのです。


 双務的なのであって、片務的なのではありません。



 今回、グーグルアースさんと牛さんたちや鹿さんたちのお蔭で、そのことが判明しました。



 感謝しま~す♪