橋本順一の哲学

芸術、科学、哲学、政治、経済、健康、恋愛、娯楽など、様々な分野において、思いついたことを綴る「ひらめきエッセイ」です。

カスケード

 先日、道を歩いていたら、街で、偶然、廃墟を見かけました。

 

 壁や屋根などに蔦が満遍なく絡まり、いい雰囲気を醸し出していたので、思わず撮影してしまいました。

 

 

 
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 なんか、この上の写真、光が、まるで左利きの人がデッサンしたときの筆線みたいになっていますね。

 

 レオナルド・ダ・ヴィンチっぽい感じ。

 

 

 
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 今度は、右利きのデッサンの筆線、って感じですね。

 



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 宛ら、“光のカスケード”ですね。

 

 偶然、こういう写真が撮れちゃうんですよね~。

 当初の目的は、廃墟を撮ることだったのに、いざ写してみると、こういうふうになる。

 

 

 

 やっぱり、私、“芸術の神様”に愛されているんですかね?! 

 

 

  

 ただ、まあ、偶然の持つパワーも、侮れない部分がありますけれどね。

 

 たとえば、ピストルを作る過程についてなんですけれど、こんな話を聞いたことがあります。

 工場で大量生産するなかで、「One of thousand」と呼ばれる超優良品が 、偶然、出来上がることがあるのだそうです。千個に1個くらいの割合でね。

 それは、どんな天才職人が手作りで仕上げたものよりも、性能が勝っているのだそうです。

 

 

 

 偶然の力、侮り難し。

 

 

 

 まあ、本当は、そこに何らかの力学が働いて、そうなっているんでしょうけれど、でも、究極的には、偶然だろうと必然だろうと、良い作品になりさえすれば、私は満足ですけれどね、物作りにおいてはね(笑)。